Linux関係のページを見てたら、ミュージックプレーヤー、Amarokという名前が目に留まった。(Amarok - Rediscover your music) 私の気を引いたのは、その名前だ。“Amarok”というのは、名盤『チューブラー・ベルズ』でおなじみのマイク・オールドフィールドが 1990年に発表したアルバムのタイトルだからだ(アルバム名はマイクの造語のはず)。そう思って、よくページを見てみると、ここにある。"FAQ - Amarok Wiki Why did you choose the name Amarok?"
「なぜアマロックという名前を選んだのですか。」
"Amarok is an album by British composer Mike Oldfield. I happen to like it a lot, and I think the name's got a nice sound. Plus, of course, it contains the all important “K”.. :)"
「アマロックは、イギリスの作曲家、マイク・オールドフィールドのアルバムです。たまたま、私は、このアルバムをとても気に入ってました。そして、この名前はいい響きだと思ったのです。加えて、大事な「K」を含んでいますからね…… :)」
Kというのは、Kで始まることが多い、デスクトップの KDE関連のソフトだからということか? それはともかく、やっぱりそうだった。はっきりとマイクのアルバムからと明記している。うれしいじゃないかと思う私のマイク・オールドフィールドに関するページ。私のページを作ったときからあるけど、内容はあまりない。あえてジャンルで分けるとプログレッシヴ・ロックということになる。叙情と激情、自己を見つめ、ノスタルジー、アイリッシュなトラッド、そして音楽の根源へと向かう。一方でポップに現在にも対峙。ギタリストとしても重要。
Moraにマイクの曲が、ばっちりあることは知っていたけど、リッスンジャパンにも、ちゃんとある。
試聴:Mike Oldfield
『チューブラー・ベルズ』は、A面の冒頭に、あの映画『エクソシスト』のテーマに使われた部分を含む A面 1曲 B面 1曲のアルバム。しばらくは、こうした大作アルバムを作っていたマイクだが、1980年代からは、ポップでキャッチーな短い作品を作り始める。ヒットした「ムーンライト・シャドウ」、ホール&オーツがカヴァーした「ファミリー・マン」などもその中にある。アルバムは片面、短い曲、もう片面を長い 1曲で構成という形が標準的になった。そのマイクが CD時代、1990年になってひさしぶりに大作、しかも LP時代には考えられなかった 60分まるごと 1曲という形で発表したのが、この『アマロック』だ。内容はマイクが語ったのを“キーボードマガジン”か“サウンド&レコーディングマガジン”か、どっちかで読んだが、ギターが自分のアイデンティティーを探して旅をする、みたいなもの。代表作の一つと言っていいだろう。
リッスンジャパンのラインナップで見ると、ロックファン必聴、ヴァージンレコード第一弾となった“Tubular Bells”, “Hergest Ridge”, 残念ながら 3作目の“Omadawn”はまだないようだ。1980年代マイクの出発点となる“Platinum”は現代音楽家フィリップ・グラスの作品も取り上げる。A面全部は「プラチナム組曲」だが、聴きやすく、エレキギターファン必聴。隠れた名曲として、私のお薦めだ。1980年代の作品ではヒット曲"Moonlight Shadow"を含む"Crises"は聞いておきたい。1980年代中期の"Discovery"もポップで私好みの曲が入ってる。“Amarok”の前に作られた“Earth Moving”のタイトル曲や最後の曲も好きだ。ヴァージン航空の宣伝でリチャード・ブランソンと一緒に来日した頃の作品だ。1990年代になっての曲を含むベスト盤“Elements”も入門用にいいだろう。
CD『チューブラー・ベルズ
』
紙ジャケ仕様の物が、まだあるらしい。


最近出た廉価盤『チューブラー・ベルズ
』
ハイブリッドCDとかいうもの。『チューブラー・ベルズ
』4ch用のマスターが元になってるそうだ。私が最初に買ったのは 4ch用の LPだった。普通のステレオも持ってなかったけど(笑)。
CDは e-hon、amazon.co.jp、楽天ブックスでも販売中。