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新体操ブームと馬場憲治『アクション・カメラ術 PART 2』の頃

桑原順子という人が新体操のリボンを振っていた」、1980年頃から新体操がブームになって、レオタードという呼称が一般的に認知され、エアロビクス・ブームでもあって……と、あの頃のことに思いを馳せると、同時にその時代は、エロいこと大好きな野郎たちにとっては、アクション写真ブームの台頭という時代であったなあと、しみじみと思うわけです。

そもそもが「アクション写真」とかいう呼称が、まあ、そういうパンチラとか着替え覗きとかテニスのアンダースコートが見えてるところとかブルマーとか、そういうものを目当てとした写真である、というニュアンスを持つようになったのは、この本からでしょうね。ワニブックス『アクション・カメラ術』馬場憲治。これはベストセラーになった。こんなページがあったよ。「ゲンダイネット」「【あの人は今こうしている】アクション・カメラ術がバカ売れした馬場憲治」この記事読んで思い出したけど、この人、石川さゆりと結婚してたんだね。

んで、日頃、ブルマーだ、レオタードだ、女子体操の誰々がどうとか、このブログで言ってる私にとって重要なのは 1981年 5月 5日刊行『アクション・カメラ術 PART 2』の方ね。

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この本でも、表紙を見て分かるように、半分以上は、海辺の水着や街中のスカートからパンチラがターゲットなんだけど、同時に 2章、3章でセーラー服、ブルマー、女子体操、テニスといった被写体が取り上げられた。

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これは、2章にあたる部分の扉的 2ページ。そりゃ、中学高校時代と、身近にブルマー着用女子がいた私ですが、こんなに鮮明に、まじまじと、誰にもとがめられずにブルマー姿の女子を、思うまま眺められるなんて、初めてでしたからね。そりゃインパクトあった。でも、後になって考えてみると、こういうのって、あれですな、そりゃまあ、「こういう本用の写真なんだな」というのが、だんだんと分かってきましたが。それでも構わないようなきれいな写真ではある。ブルマーが数ページ分、あとレオタードとか、ジョギングパンツ、テニスのスコート姿などいくつか。写真のページが左右 2ページに、次に文章ページが 2ページ。だから、案外に文章の多い本でもある。文章では、こういう写真をどういう風に撮影するかとか、まあいろいろと書いてある。今、見返して笑えるのは、後半の方で、ギターのケースに仕掛けるとかのスカート覗き用カメラの仕掛けを、図解してあるページがあること。当時でも、もし実際にそういうこと実行して現場抑えられたら、もちろん犯罪。今なら、もっと大騒ぎである。でもまあ、こういう本のネタとしてあった時代。最近でも、携帯電話のカメラのシャッター音を消す方法とかあるね。

今思うのは、こういう本が企画で出て来るってことは、ポッと出で来たというのじゃなくて、アンダーグラウンドでは、これより先に、そういう写真を撮って、密かに楽しんだり、写真を見せあったりしてる好事家はいたんだろうし、エロ雑誌などでは、これに先んじたものがあったかも知れないなあ。

永井豪の『ハレンチ学園』やガソリンの「オーモーレツ」の ミニスカートがめくれる CMが話題になったのが、1960年代末。その時代がどういう時代かというと、下着がズロースと呼ばれる、でかいものから短いものになって、それをミニスカートでぎりぎりに隠すという、そういうファッションが確立された時代だと思う。同時に、ショーツ型のブルマーも普及した。「アタック No.1」や「サインはV」に見られるように。

これは大学の卒論らしいが、「パンツの歴史」。「これまでの大きなパンツでは、パンツの下端が日常的に露出してしまうという理由から、股ぐりを深くした小さなパンティの需要が増大したのである。」なるほどね。

で、そういうパンティを見て、子供たちはすぐに、スカートめくりを実行したけど、これは『ハレンチ学園』の影響……でいいのか? 一方で、野郎たちの、そういうものに対してアンダーグラウンドでのアプローチが、1970年頃から 1980年頃までにあって、それが 1980年になって『アクション・カメラ術』で表に出てしまったということだろう。私のページにも書いてるけどさ、こういう本が出て、「なんだ、ブルマーやレオタードをエッチな目で見ている男って、けっこういるんだなあということが初めて分かった」、おお、同志よ、感激だ、We are not alone フェチとの遭遇、なんていう当時の私のような男も多かったと思うし、そっからワニの本の会社は、そのものの「アクションカメラ」って雑誌を出したりしたし、サン出版の“セクシーアクション”、そして“投稿写真”という流れが起こってくる。同時に、そういう本や雑誌がいったん出た以上、そりゃ、あなた、中学生高校生の手に入ったら、学校で回し読み、女子の知るところとなると、今まで漠然と恥ずかしかったブルマー姿が、具体的に男のスケベ目線というのが、雑誌で解説されてるようなわけだから、当然、ブルマーへの拒否的傾向ってのは高まっていったんだろうなあと推測される。

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