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“Rolling Stone”日本版「日本のロック名盤100」は、どんなもんだろうね

変態ぴったりフェチ(または、ぴっちりフェチ)娘(ただし美少女)が表紙の、“Rolling Stone”日本版、9月号が、ずっと前紹介した、その頃は「東京(仮)」という名前だったのが「ユニバーサル」という名前になってて、現在は「幻のサーカス」という名前になっているブログ http://www.jarchive.org/blog/ の「ローリングストーン日本版 2007年9月号」で紹介されている。「日本のロック名盤100」という記事とかあって、つっこみどころ満載と書かれているので、どんな記事だろうと立ち読みしてきた。

その前に、“Rolling Stone”という雑誌が存在してるのは知ってますが、その日本版って、どうだったかね。ずっと前にあったように思うのだが……今回見たら、聞いたことないような会社が出してるけど、ずっと出てたものなのか、途切れて、また新たに出たものなのか……調べれば分かるんだろうけど、最近、音楽雑誌などは本屋で手に取ることもないので(以前は“ミュージックマガジン”くらいは手に取ってた)、まあどっちでもいい。にしても、雑誌の雰囲気、今「やっぱりロックだぜえ」みたいなノリが、若者に対して有効なんだろうかね。後、インクは何を使ってどうとかいうエコロジーは、今どきだなあって感じか。


「日本のロック名盤100」というのは、日本のシーンは“Rolling Stone”以前だということで、それではいけないと、編集部が内容に責任を持つ「名盤」記事なんだそうだ、結構なことです。私に分かるのは、1970年代から 80年代初頭までで、その期間に選ばれてるものについては大体文句ない。きちんと選んでるなと思うし、時が経てば、時代を代表するものというのも、これだけ純化してくるんだなという感慨もある。後で落ち着いて考えると、70年代後半では日本のロックでダウン・タウン・ブギウギ・バンド一切なしか、アルバムでこれはという代表作がないからかなあとか、私としては 1980年代初頭ならヒカシューは入れたいとかあるが、大体はいい。ユーミンの『ひこうき雲』をいれているところとかいいと思う。

1970年代当時10代の若者だった私から見ると、あまりに選ばれてるものが純化されすぎてて、70年代って、これだけで済むものか?という印象はある。同じ名盤として認識するんでもさ、当時音楽といえばラジオを通して聞く、歌謡曲からジャズ、クラシックまで、雑多な諸々の中から、これがロックだというものを選んで聞いて、自分の中で名盤となって行くのと、最初から、お客様、こちらに用意してございますってあるのとでは、かなり違う。76年頃っていうと、ニューミュージック全盛で、それは聞いてて情けないものが多かった。“週刊明星”か何かで、ユーミンに続くニューミュージックのスターを探せとかなんとか、まあそんな風な、監修・富澤一誠みたいな(笑)記事があって、その中で、わずかに紫とか四人囃子とか紹介されてるという、そんな感じか……。ラジオで言うと、TBS深夜「パック・イン・ミュージック」水曜、林美雄が頼り、みたいな。泉谷しげるだって、最初から『'80のバラッド』があったわけじゃない。そこに至る道が、72年頃のフォークの人気者として登場したときから、あるわけで。そういう諸々というのは、まあ当然だが、伝わらない。

私が、そこそこロックを聴き出して、自分のこづかいで LPが買えるようになった頃、ロックの名盤廉価盤シリーズみたいなのが初めて登場した。ほどなく、講談社から『ロック&ロック200』とかいうペーパーバックのカタログ本が出たりして(ジャズ版もあった)、そういうのを見るのも面白いんだけど、やっぱり、そういう名盤シリーズとか、カタログ本みたいなの頼りに聴いていくってのは違うと思うな。なんつうか、全然ロックじゃねえ(笑)。
これだよって出会いがないとね……って、今そういう出会いがあるのかどうか分からない。そもそも、この時代に、どんどん売るための CD作って雑誌とかで宣伝して若者に金使わせるっていう、そういうビジネスモデルって、まだ有効なのかねえ?

まあ、私が直接、そういう若者に何か言うなんて機会はないのだけど、ロックといや、ジジイに対して反抗してりゃいいと思ってたものが、いつのまにか若者の皆さんが後にズラッといて、その若者の皆さんに対して言う言葉は……「おめえらにこれが分かるわけねえ、聴くな」か?(笑) ……まあ、ロックンロールというか、アニマルズやヤードバーズなんかのイギリスの 1960年代前半のバンドが 1950年代のロックンロールをカヴァーする、みたいなノリね、本当にこれがロックの基本だな、みたいな、ああいうんだと年齢にこだわらず、一緒にやれそうな気はする、聴くんじゃなくてプレイだが。


ちなみに、この記事の 1970年代のアルバムだって、半分ほどしか聞いてないよ、私は。フラワートラベリンバンドなんて、リアルタイムで活動している小学校 5、6年の時から名前は知ってるけど、ちゃんと聴いたことないよ。後、20パーセントくらい財布と時間に余裕があれば聴くけど、みたいなのがいくつもある。そういうもんだろ。


80年代ではサザンの『人気者で行こう』を選んでるところなんかも分かってるって気はする。この後、2枚組の渾身の大作『KAMAKURA』が登場するのだ。原由子が歌う「鎌倉物語」という曲もある。

なわけで、引き続き『鎌倉ものがたり』

鎌倉ものがたり 20


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