寺内タケシの名盤紹介 on JBOOK
こないだはベンチャーズを紹介したので、今日は寺内タケシ。『寺内タケシとブルージーンズ名選集』
ジャケット画像がある、これはベスト盤だね。2005年発売。「テリーのテーマ」から始まって、「ブルースター」で終わる、ブルージーンズの定番曲を集めたもの。テリーって寺内タケシの愛称なんだが、1973年頃、ラジオで「エレキ部落の大統領」って短い番組やってたときは相棒の女性から「寺さん」と呼ばれていた。あと社長とか(寺内企画の社長だから)。
『レッツ・ゴー「運命」』 寺内タケシの代表作的アルバムで、名盤と言っていいだろう。ビートルズが『サージェント・ペパーズ』を発表、ジミヘンがデビューした頃、1967年に作られたアルバム。GSブームになって、ブルージーンズを加瀬邦彦に譲り、ヴォーカルのあるバニーズに移ったということのようだが、このアルバムはヴォーカルなしでクラシックを演奏。ベンチャーズがクラシックをやった『ジョイ』ってアルバムを聞いたことがあるけど、あくまでイージーリスニングなんだね。それに対して寺内タケシはギターから炎が出てるのが見える。ジャケットはバニーズにちなんでか、クラシックのバッハかヘンデルみたいな扮装したメンバーたちをバニーガールが指揮しているというもの。レコード大賞企画賞受賞。
ちなみにブルージーンズで 1981年に新たに「運命」などを取り上げた『'81運命』というアルバムがあって円熟した寺内タケシのギターが聴けるのだが、これはまだ CD化されてないのだ。
『レッツ・ゴー・エレキ節~エレキの民謡お国めぐり』1966年。これはまだブルージーンズ時代。後に10枚組の民謡大百科に結実する日本民謡へのアプローチの開始。1曲目は「津軽じょんがら節」。
日本伝統音楽へのアプローチとしては続いてバニーズに移ってから『正調寺内節』というのがあって、「娘道成寺」とか聞き物なのだが、これは品切れ。『正調寺内節』に続くのが『レッツ・ゴー「運命」』だ。
1974年に出た『津軽じょんがら』は全編津軽民謡とそれに倣ったオリジナル曲から構成されたアルバム。エレキで土着な、寺内タケシでなくては描けない音楽世界がここにある。
『日米エレキ大合戦 寺内タケシVSノーキー・エドワーズ』 1980年代の中頃に作られたベンチャーズのノーキー・エドワーズとのスーパー・セッション。名人二人の妙技と至芸が堪能出来る。お互いのレパートリーを交換するみたいな構成だが、それ以外の曲もあって、例えば寺内タケシが弾きまくる「朝日のあたる家」。この曲、二人をリスペクトする 4人の有名日本人ギタリストが間奏部分で順番にギターソロを取ってるというお楽しみもある。

