2009年 → 2010年の FM TOWNS版“POWER DoLLS”日記

FM TOWNS版“POWER DoLLS”、順にミッションをクリアして部隊を成長させてゆく「キャンペーン」では、9つのミッションがあるけど、好きな回を遊ぶ「シナリオ選択」では、最後のミッション「パワードール」を除く、8つのミッションが選べるわけなんですね。Window XP 上の FM TOWNSエミュレータ「うんづ」が動くようになったので、そこで初夏から遊んでました。全員生還が条件です。8つ目のミッション「オムニシンドローム」の途中で止まってたんですが、今日やり終えました。敵の原子炉の 4ヵ所に爆薬を仕掛けてくるというもの、隊長が風前の灯火でしたけど、なんとか生還出来ました。アリスが潜んでいた敵をカッコ良く撃破しました。さあ、次は Windows版だ(笑)。

ちなみに「うんづ」、Win7では CDの音が出ないので、引き続き、古い PCの XPの方でやりました。「うんづ」作者さんのページを見たら、今日、Vista以降で CD-DAが鳴るヴァージョンが出されてますね。

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Minako with WILD CATS

この記事はそのうち削除する。


ロックづいてた美奈子が女性だけのバンド結成、22年前の話。ファースト・アルバム“WILD CATS” CT32-5254
全曲 松本隆 作詞。これは聴いたぜ、俺は。

1.
We Are Wild Cats 「スーパージョッキー」
その 2
その 3

2.
Let It Burn
その 2

3. VIRGINITY

4. Bang Bang
60年代のヒット曲、ヴァニラ・ファッジも取り上げている

5. 霧のヴェール

6.
Full Metal Armour クリスマスらしい
その 2

7. カシスの実

8. Because You're Mine

9. School Girl Blues

10.
あなたと熱帯 「夜のヒットスタジオ」最初のリレー紹介とトークつき

あなたと熱帯 紳助は日テレ? 美奈子もメンバーも笑ってるけど、ひょうきん族ノリのすげえ悪趣味企画、最低だが、ロックをやる美奈子の扱われ方が良く分かる。

口直し

清志郎作曲の毛色の違うシングルカットの、この曲は笠置シヅ子の「ジャングル・ブギ」の今様ロック版と考えると面白い。

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昨日はこんなアナログ音源取り込み

X-アプリの話で書いたように、はからずも新しい Windows7パソコンを買ったので(こんな最新の OS使うのは十余年のパソコン生活で初めて)、これを機会に CDに加えて Sound Blaster Recording というのをくっつけてアナログ音源の取り込みを始めた。

例えば昨日は……

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声優じゃない方の伊藤美紀ちゃんね。中村雅俊と鶴太郎と観客のいるドラマ「ダブルパパとおまけの子」というのをやってたアイドル。この曲好きなんだよなあ。下は、刑事ドラマはふだん見ないんで、これも再放送でチラッと見ただけだけど、この天知茂は良かった(このイメージがあるから、明智探偵はちょっとなー、と思った)。

それからブライアン・フェリーの『ボーイズ・アンド・ガールズ』。

カセットテープで、私がレンタルレコードを利用してた短期間のうちのコレクションから、ちょうど 29年前か、今頃、借りた千野秀一が、ダウン・タウン・ファイティング・ブギウギ・バンド解散前にメンバー各自がソロ・アルバムを作るという企画があって、宇崎竜童の『Blossom 35』は、そのとき出たものだけど、千野秀一は『ユク・エフ・メイ』。これについて触れているページなんてあるのかなあと思って Googleで検索したら、私が Slashdot Japan に書いた日記も 2ページ目に出てきたけど、ちゃんと説明されているページは、「こちらがあった。書かれてあるように、全編アレゲなノリでやってきて、うとうとしながら聞いてたら最後の曲「ライフ」の途中から「アリラン」が入ってくるというところが、えらいスリリングだった。このアリランは私が知ってたものと違う「蜜陽アリラン」というもの。阿木燿子が part 1の歌詞をつけたということで、最初の方は立待ちの月がどうしたこうしたで恋しい御方は薄情けという、いかにも民謡そのものなのだが、「夕焼けのコガネムシ大水の島」とかいうあたりからシュールな感じになってきて、最後は「昨夜見た夢流線型」「せめてなりたい楕円形」そして「今夜もライフが行方不明」それがアルバム・タイトルなわけですな。

で、「蜜陽アリラン」を検索してみたら、Wikipediaにも「アリラン」の項目はあるわ、You Tubeはあるわで、密陽アリラン / 黄秀彦 2007.11.11 新宿ゴールデン街劇場 それから「密陽 (ミリャン)アリラン」 Miryan Arirang by Lee Jeongmi 李 政美 こちらは横浜桜木町の人権なんとかつうイヴェントで、私ゃ朝鮮民謡とか楽器全然知らないけど、太鼓を前にさげて歌うんだが、おそらくノリもそう良さそうには思えない会場で、これは民謡歌手の迫力。

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ささやかな 2010年新年画像

ささやかな 2010年新年画像。

20100102


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DVD『ウルトラQ』感想記 10

以下の感想、私個人的に大きな影響を受けた名作であり、テレビドラマ史的にも本格的SF特撮ドラマとして画期的な位置を占める作品であるということを前提としている。感想がまとまったら、私のページの方に移して、ブログ記事は削除する予定。

DVD『ウルトラQ』感想記 10

19話「2020年の挑戦」

・本放送時の思い出
どういう見方をしていたのか、2020年の時間軸で生きる異星人が云々という設定、ストーリーの流れはほとんど把握してなかったのだが、ただ悪夢っぽいケムール人という存在だけは強烈に印象づけられていた。名前が「××星人」でなく、「人」というのも、他の宇宙人とは違う異様な存在という感じを強めた。その後は二十歳のときに、TBSで夏に早朝やっていた再放送でしっかり見ることが出来、謎の液体が迫るサスペンスやラストの処理など感心したことがある。

・現在の感想
2010年を前に「2020年の挑戦」の感想。イデ隊員が繰り返し登場したけど、今度はムラマツキャップが、こんなにドラマの最初っから主要人物として登場してたんだ。このドラマのようなラストの処理ってどう呼ぶのだろう。円谷プロでは「怪奇大作戦」の女の生首の話のラストとか、映画では『007死ぬのは奴らだ』のエンディングとか。いくら警察が関わっても、あんなにスムーズに東京タワーから電波が飛ばせるのか(手続き的にも技術的にも)という疑問はあるが、とにかく絵になる。あの頃といえば東京タワーである。そして、まあケムール人の不気味なこと。

宇田川刑事の人は本放送でおクラ入りした最終話で主演しているそうだが、NHKで、夕方の子供番組の時間、まだ少年ドラマシリーズの前の時代、1969年から 70年だな、毎週火曜にやってた連続少年少女探偵ドラマ「5人と一匹」で、どいとれさんという刑事を演じていた人だ。最後に、ケムール人と交信していた博士も無事、コーヒーカップの中の一人にいたのだろうか? しかし、ケムール人側からすれば、こういう秘密計画を敵にもらすとは、うかつな奴もいたということか。民話のくらげ骨無し、みたいに後でひどい目にあってたり。2020年の時間軸で生きる異星人というが、ケムール人というのは普通に地球の外にいるのじゃなくて、博士の内宇宙めいた異次元みたいなところにいるのでは、なんてことも考える。しかし、あらゆる再生若返りが出来るのに、肉体そのものの衰えはどうにもならないってのも、今までなるほどと思ってきたが、よく考えるとおかしな話のようにも思える。


20話「海底原人ラゴン」

・本放送時の思い出
よく覚えているのは淳ちゃんがラジオでラゴンを誘導する場面で、後は忘れていた。その後の赤ちゃんのエピソードも、最初は覚えていたはずだが、いつの間にか忘れてたなあ。「ウルトラQ」で等身大の怪物って、M1号とかセミ人間とかもいるけど、真正面から迫ってくるラゴンは、最後は心暖まるエピソードがあったにしろ、おっかなかった。その頃、祖母と寝ていた部屋が、ちょっと離れのようになっていて、夜の9時ともなって、そこに追いたてられ、半分家の外に出ているような流しで、一人歯を磨き、寝室への暗い階段を登ってゆく。薄暗い蛍光灯の下で歯を磨いてトイレに入るときとか、どうしてもラゴンのこととか考えるじゃないですか。なんとか耐えられる恐さ、「悪魔っ子」の恐さはもうワンランク上。これは再放送時か、本で読んだのか、深い方から浅い方へ転がる日本沈没のきざし、というのはミステリアスでちょっとわくわくさせた。

・現在の感想
ラジオでラゴンを誘導する場面だが、最後、ラジオの音に引かれて海に飛び込んだように思っていたが、そうじゃないんだね、単にそのとき地震があって、足を踏み外しただけだったとは。今回シリーズを続けて見てみるとナメゴンを思い出すこの場面、4,5年前に出た講談社のムックで淳ちゃんの紹介に、ときに無鉄砲ともいえる勇気の持ち主と冗談めかして指摘されてたけど、確かに淳ちゃん無茶しますなあ(笑)。この場面だけが記憶に強いが、前後いろいろとありますなあ。島が沈没する場面は「甘い蜜の恐怖」とか「SOS富士山」と較べると、もうちょっと迫力が出せたように思うのだが。

ラゴンはおっかないけど、赤ちゃんを取り返しにきただけあり、ちゃんとおっぱいがあった(つうか、爬虫類から進化したというが乳出るのか?) 5千メートルの海底に住む原人というが、それもなんかすごい話だ。学者先生の部屋から卵がなくなっていたのは、ラゴンが奪い返したのかと思ったらそうでなかった。本当に漁師が勝手に持って帰ったらしい。最後に逃げ出すときも、なぜか卵の入ったバットを抱えてるし、よっぽど貴重なものと思ったのか? 最初ラゴンが奪い返す脚本にしていて、後で赤ちゃんのエピソードを入れて前後の整合性が取れなくなったとか? それにしても一応心暖まるエピソードで終えてるのに、「ウルトラマン」では巨大化して単に暴れまわる役にされるなんて、ひどいなあ(苦笑)。

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X-MEN ARTFX MARVEL BISHOUJO スタチュー サイロック on キャラアニ.com

キャラアニさん新作フィギュアより。


X-MEN ARTFX MARVEL BISHOUJO スタチュー サイロック 【2010年4月出荷予定分】
予約期間 〜 2010年2月9日

X-MEN ARTFX MARVEL BISHOUJO スタチュー サイロック 【2010年4月出荷予定分】

Marvel, Psylocke : TM & (C) 2010 Marvel Entertainment,Inc. and its subsidiaries. Licensed by Marvel Characters B.V. www.marvel.com. All rights reserved.

発売元:コトブキヤ


カッコイイおねえさん、なんですけど、X-MEN ? つうことはアメコミ……にしては俺好みに色っぽいなあと思ったら、〈山下しゅんや氏によるアレンジでBISHOUJO(美少女)テイストに味付け〉、納得。

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DVD『ウルトラQ』感想記 9

以下の感想、私個人的に大きな影響を受けた名作であり、テレビドラマ史的にも本格的SF特撮ドラマとして画期的な位置を占める作品であるということを前提としている。感想がまとまったら、私のページの方に移して、ブログ記事は削除する予定。

DVD『ウルトラQ』感想記 9

17話「1/8計画」

・本放送時の思い出
ユリちゃんが小さくなっちゃった、というのは分かったのだが、全体のストーリーはまったく把握しなかった。だからラストは、今度は淳ちゃんと一平君が巨人になったと思ったのだ。テレビで怪獣を見る喜びとともに、当時の私には、もてあますような異様な出来事の体験を与えてきた、このシリーズでまたもやなんだか訳のわからない出来事が起こった。しかも今度は主人公たちの身に。過去のいくつかの回と同じく、到底 30分でカタがつくお約束の世界の出来事とは思えなかったのであった。

・現在の感想
テーマソングの場面、東京のどっかの駅前広場の画面が8分割されるのがカッコいい。1/8計画の受け付けを訪ねたユリちゃんがいとも簡単に参加者たちと一緒にされ、しかもおとなしく、縮小化するガラスのドームみたいな機械の中に入っちゃってるのが不自然といえば不自然だが、まあ、それはストーリー全体がそういう世界の出来事なのだから……。

普通の事務室の一角をカメラが覗いていくと、そこが縮小人間の受け入れ場所で、市長たちがユリちゃんを出迎えているというのは視覚的にスリリングだ。留置場?のハゲのデブっちょのおっさん……名前が分からないが、この人もときどきテレビで見かけた人だ……の演技がちょっと独特で、ユリちゃんが異世界に入ったのだなあという感じを強めている。そして、このおじさんがユリちゃんを逃して、尼僧二人が星川航空に届けるまでの流れはちょっと童話を思わせる。一方で、縮小人間の受け入れシーンから、1/8世界がどうやら反ユートピア的世界であるらしいことも感じられ、尼僧が子供たちが拾った箱が、1/8計画にかかわるものだと知ってタクシーを拾うまでは、この尼僧たちも計画について知っている管理者側の人間かと思ったのだが、そういうこともなかった。ちょっとテレビドラマというより、演劇向きな感じもした。そして、反ユートピア的世界を描くのかと思われた物語はクライマックスに至って、淳ちゃんと一平君が訪れた1/8世界は、なんだかそれまで世界と変わらず、あいかわらず人、人、人であふれているという風刺で終わる。物語はユリちゃんの孤独感を描くことに力点が置かれていたのだ。

淳ちゃんと一平君が1/8世界を訪れる場面は、それまでの物語が、どっちかというと暗鬱な感じで進んでいたので、ちょっとしたカタルシスがある。特に1/8世界でも、一平君が当然ながら普段そのままなのが、なんだか可笑しい。そしてラスト、病室の場面、淳ちゃんが一平君に、もう一回医者に来てもらうよう言うセリフでの笑いとユリちゃんの、良かったーという泣ける感情と、全体のミステリアスな感じが一体になった複雑な感情をもたらすラストだった。


18話「虹の卵」
・本放送時の思い出
光線も吐く正統的な怪獣が出て派手に退治されるので、当時の私には受けた話だった。ささの花が咲くとき、悪いことが起こる……怪獣出現、という設定も良かった。冒頭、トラックが襲われる場面の前の濃縮ウランを積んで出かけるシーンは、まったく記憶になかった。ささの花が咲くと悪いことが起こるというのはトラックの運転手が言ったように覚えていたが、そうでなくておばあさんだったんだね。そして実は主役は子供たちなのだが、私にはどうでも良かったようだ。ただ、養鶏場に忍び込んだ場面のみ印象にあった。カネゴンでも子供たちが養鶏場から卵をくすねる場面がある。

・現在の感想
今回見てみたら、主役はまったく子供たちなのだね。過去、何度かいろいろな子供たちが登場した、このシリーズだが、今回はいかにも子役といったような強気の女の子リーダーの健気な演技、そして周囲の子供たちも可愛らしい。おばあさんと絡んで泣きが入るドラマであった。後は怪獣と出会って負傷しているトラックの助手の方の錯乱演技がオーバーアクト気味で笑えた。一の谷博士は出なかった。わりと若い糸魚川博士という人が自衛隊に命令する。襲われる原発を中心にしたような新産業都市の施設は、いかにも当時の未来のイメージだが、パゴスに蹂躙される。

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コンサート用耳栓 on サウンドハウス

ETYMOTIC RESEARCH ER20-BSC イヤープラグ(耳栓)、トランスルーセントブルー

ER20-BSC

コンサート用耳栓というのがあったんですな。コンサートつうか〈ミュージシャンをはじめ、飛行機の中、工事現場、ナイトクラブ、モータースポーツ、医療の現場、コンサート会場など、音の大きな場所ならばどこでもその威力を発揮します。〉

売っている、このジャンルはどこなんだと見たら、ギター用アクセサリーになってた。ギタリストも使ってるんだと思えば、使っても恥ずかしくない?

街中でヘッドフォンで音楽聞くのも、知らずに相当ヴォリューム上げてて、耳に良くない。

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DVD『ウルトラQ』感想記 8

以下の感想、私個人的に大きな影響を受けた名作であり、テレビドラマ史的にも本格的SF特撮ドラマとして画期的な位置を占める作品であるということを前提としている。感想がまとまったら、私のページの方に移して、ブログ記事は削除する予定。

DVD『ウルトラQ』感想記 8

15話「カネゴンの繭」
・本放送時の思い出
「育てよカメ」「地底超特急西へ」に続いて、喜劇仕立てで作られているにも関わらず、小学校へ上がる頃の私には、それが分からず、強烈な恐怖を与えた作品である。カネゴンの見た目がまず十分不気味な上、子供が気持ち悪い大きな繭の中に取り込まれて、いきなり朝起きたらカネゴンになっているのである。カフカの「変身」級の不条理である。しかもカネゴンになった理由というのが、お金にがめついからというのだが、相手はまだ子供である。その上、その不気味な姿のまま金欠で死にそうになるし、いつもの淳ちゃんたちは出ないし……途中からちゃんと見てなかったような気がするが、それでもラストのオチは覚えている。このコメディに相応しいブラックなオチなのだが、そのオチがまた当時の私には笑って受け入れられる余裕はなかった。怪獣ブームとその後、カネゴンは円谷怪獣のコミカルな代表として、ときどきテレビ雑誌に登場したが、私は大人になるまでなじめなかった。

・現在の感想
主人公少年の両親のキャスティングがなかなか秀逸。ちょっとヒットラーに似た?お父さんが、守銭奴ガキ大将の息子に説教するときにとっさに思いついた怪獣がカネゴン、その通りの姿に息子がなるのである。しかし、胴体は火星人って……(笑)。幼少期の印象があるからか、部屋に待ち受けている大きな繭はやっぱり不気味で、取り込まれる場面も恐い。翌朝の朝日の昇る前の雲もわざわざ見世物の看板か何かに描いたようなのを使っていて、これがまた異様だ。そして出てきたカネゴンは今見ても十分気持ち悪い姿だ。そのグロテスクな姿なのに、声が子供のままなのが一層不気味である。カネゴンが仲間の少年の家に行くくだり、30分ドラマゆえのスピーディな展開ゆえか、仲間少年がすんなり友がカネゴンへ変身した事実を受け入れて、もとに戻る協力費をせびるのが面白い。ゼロになると死ぬというカネゴンの胸のお金メーターがどんどん減ってゆく場面はかつて恐かったが、ゼロになってもどんどん動いていて死なないじゃねえか(笑)。ここらへんからだんだんと面白くなっていって、後半、おかしな宗教おばさんの小屋を訪ねるあたりからナンセンス度が加速、銀行を襲うカネゴン、警官があっさり両親の家を突き止めているのも笑える。下町の商店街を走って逃げるカネゴン、追う警官と両親たち、最高に可笑しい。そして渡辺文雄のヒゲ親父と三度目の登場のイデ隊員と子供たちの対決、ラストまで快調に飛ばしている。


16話「ガラモンの逆襲」
・本放送時の思い出
おそらくラストしか見なかった「ガラダマ」に較べ、「ガラモンの逆襲」はしっかり見た。でもかなりの部分を忘れている。冒頭、隕石が警備員の前でふわふわ浮いている場面からオープニング・テーマに入るくだりはスリリングに感じた。複数のガラモンが都心を荒している場面は覚えている。セミ人間という存在も印象に残ったが、具体的にドラマの中でどう関わったかは覚えてない。「逆襲」という言葉もこれで覚えたと思う。恐いガラモンの印象があるから、次の「ウルトラマン」で人類の味方ピグモンという設定が私は無理矢理ぽくて、あまりなじめなかった。

・現在の感想
冒頭のふわふわ隕石が浮くシーンでオープニング・テーマが流れているように覚えていたのだが、オープニング・テーマは隕石が外に飛び出した後だったんだね。宇宙を隕石群が飛んでいる場面は記憶になかった。この冒頭シーンからセミ人間がドラマ全編に渡って登場してたんだなあ。セミ人間とトラックのエピソードをまったく覚えてない。隕石がどんどん落ちてきて東京が大変だというのとラストだけしか覚えてない。人間時も不気味なセミ人間に対して人のいいトラックの運転手の配置が面白い。トラックを淳ちゃんたちと追う電波管理局の人が平田昭彦なのだ。「ガラダマ」のときもそうだが、燃える隕石が落ちてくるのは迫力がある。首都を荒すガラモンは恐いが、東京タワーを掴みそこねて、ひっくり返る。よく見ると、ちょっと滑稽なヤツ、みたいな解釈の演出なのだろうか。最後に出てくる液体が個体によってそれぞれ異なっているらしい。

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DVD『ウルトラQ』感想記 7

以下の感想、私個人的に大きな影響を受けた名作であり、テレビドラマ史的にも本格的SF特撮ドラマとして画期的な位置を占める作品であるということを前提としている。感想がまとまったら、私のページの方に移して、ブログ記事は削除する予定。

DVD『ウルトラQ』感想記 7

13話「ガラダマ」

・本放送時の思い出
これもたぶんエンディングの方だけ見たというパターン……全然見なかったということはないと思うが、ストーリーはまったく思い出せない。ただダムでのガラモンの最後は見たはずだ。

・現在の感想
そういうわけで、続編の印象は強烈に残っていたのだが、「ガラダマ」の方は、今回見て、こういう話だったのかと初めて知った。冒頭、のどかな山村の学校の光景からオープニング・テーマのオシロスコープ? 計器があれこれと映ってゆく場面になるところがたまらない。ああいう感じの科学、宇宙、そしてミステリー……なイメージで育ったのですね、当時の私は。今回は一の谷博士がわざわざ現地へ出張、子供たちに、隕石についてわざわざ石を投げて、そのわりに分かったようなよく分からないような説明するのが可笑しい。炎に包まれて飛来する隕石、荒れ狂う湖、そして二人の女性を中心にしたスリル。スケールから言えば、続編の方がはるかにでかいのだが、本編でのスリルも捨て難い。H.G.ウェルズとかの古典的SF短編の味わいがある。そしてもちろんガラモンの造形の妙なんだが、むしろ当時はすんなり受け入れたような気がするその姿、今、改めて見ると、まあこれはよくもおぞましく作ったもんだ。

14話「東京氷河期」
・本放送時の思い出
「ペギラが来た」は見なかったが、本編はしっかり見た。でも前半とかほとんど覚えてないが、雪の中に閉じ込められる車のくだりは、見た後で自分が登場人物の子供になったようなつもりで、その場面を手に汗握り思い返したと思う。


・現在の感想
本放送で最初から最後までしっかり見た記憶のある作品だったが、それでもかなりの部分は忘れていた。前半のドラマ、そして車に閉じ込められたのが誰と誰だったかとか。淳ちゃんと一平君は別の場所にいたんですな。ゴローの話に出てきた編集長が一緒だったんだ。編集長のオヤジ振りがなかなかユーモラスで、一方秋田から出てきた少年もなかなかの現代っ子ぶり。どんぶり飯食いながら現れたペギラを見て、すげえや、とかね。それにしても、雪の中、田舎から出てきた子供一人に「多摩川沿いに行けば分かる」とか(笑)、信州の植物研究所というだけで話が通じたりとか(笑)、かと思うと一平君がタイミング良く元零戦パイロットの顔を思い出したりとか、30分に収めたドラマは相当強引なのだが、それでもラストは胸に迫るものがあった。ペギラが姿を見せずに、黒雲が走る部分はやっぱりまがまがしい迫力がある。そして今回は東京のど真中に姿を見せたペギラの迫力たるや、たまらない。

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